安心感と開放感が両立するライトコートのある家
所在地 広島市東区
築年数
工期 360日間
子供たちも成長し、ライフスタイルも変化してきたため建て替えを検討。今までの住まいで気になっていた点を改善したい。 ① 交通量の多い住宅密集地で昼間でもカーテンも開けられない。→視線を遮りプライバシーを保てる家。 ② ご主人が寒がりで冬は自室に居られない。→家中どこでも暖かい。 ③ 午前中には光が陰ってしまう。→一日中光が入る明るい家。 ④ 空き巣に入られた経験がある。→防犯性能を高く。 ⑤ 仕事を持つ妻の家事負担を楽にしたい。→家事室や効率的な家事動線のレイアウト ⑥ リモートワークの会議が増えてきた。→背面を気にしなくて良い静かな書斎。 ⑦ 物が目につき、落ち着かない。→収納の多い片付けやすい家にする。
道路沿いの外壁の窓は細身の防犯性能の高いサッシを選定。 代わりに建物中央にライトコートを設け、これを囲む四方に一日を通して光と風が通る仕掛け。 大きなFIX窓に沿って取り付けたスケルトンの階段は、スタイリッシュで開放感のある吹き抜け空間にしました。 家に帰って玄関のドアを閉めれば、プライベートなリラックス空間が広がる「安心感」と「開放感」を両立。 高断熱窓、高断熱材を使用し、BEIは1.0以下で省エネ基準に適合しています。 大容量のWICを初め、随所に収納スペースを設け、リビングから離れた静かな書斎も用意しました。 家事動線はキッチンとパントリー、ランドリールームと並べ移動の負担を減らす工夫もしています。
右手のライトコートから大きな掃き出し窓を通して室内に光が届く。ミニデスクも組み込んだキュビオス収納とテレビは共に壁に固定しており、万一地震が起きても転倒のリスクが無く安心。リビングテーブルとテレビ背面を照らすスポットライトはいずれも調光式でシーンに合わせて自由に雰囲気を変えられます。カップボード背面の壁にも間接照明を仕込んでおり、奥行き感を演出するなど明かりを楽しむ仕掛けを施しています。
リビングに続く3.2畳の小上がりの和室と板の間。3枚の間仕切り戸を閉めれば落ち着ける来客用の部屋としても使えます。琉球畳の下は全て収納スペースとなっており、布団や座布団など大きな物もしまっておけます。
家事の負担を減らすのが今回のテーマの一つ。洗濯から畳みまで、一カ所で完結し家事効率アップのランドリールーム。身長に合わせスロップシンク高を調整し、洗濯機にも給湯栓を付けるなど負担を減らす工夫を施しました。
奥様の家事楽を目指したキッチン。トリプルワイドIHは同時に3つの調理ができ、作業スペースが広いので、子供たちも並んでお手伝いを楽しめます。大容量のフロントオープンの食洗器は1日分が1回で済むのが嬉しい。
玄関ホールからも、地下駐車場への階段からも出入りできる回遊式のL型書斎。背面にはweb会議用にロールスクリーンを取り付けました。根を詰めてもふと目を上げればライトコートの緑が見えてリフレッシュできます。
主寝室の間接照明。長く延ばした天井の上面から光が広がるような演出で、やわらかな光のグラデーションが美しい。足元の3灯のダウンライトと共に調光式。どちらも光源が直接目に入らない仕掛けで眩しくありません。
タナカ住建さんとは15年前に築50年の祖父の家を継ぎ、リフォームを依頼してからの長いご縁。以来修理やメンテナンスが発生する度に快く対応して貰っており、信頼を重ねていました。この度の工事を相談 した際に他社とも話をしてみて、工事をしてくれる会社は多々ありましたが、やはり「家を建てる事より建ててからのお付き合いの方が長く大切」との思いから、この度もタナカ住建さんにお願いすることに しました。暮らしてみて一番感じるのはライトコートからスケルトン階段にかけての解放感であり、空間が広くなったと感じます。また、家中がオープンになっていても寒暖差がないのも快適。外壁の開口部を極力小さくし建物の中と外を完全に切り離せているので、外の視線を気にせずにリラックスできる安心感が嬉しい。仕事を持つ妻の家事負担を減らしたい目的もありましたが、こちらも家事室の充実と大容量の食洗器、トリプルワイドコンロが活躍してくれています。
物件概要
所在地 | 広島市東区 | ||||
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築年数 | 工事費用 | 約4200万円 | 建物構造 | 木造 | |
施工期間 | 360日間 | 建築形態 | 戸建て | 工事面積 |
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施工箇所 | キッチン、浴室、トイレ、居室、外壁・屋根、その他 |