リフォームの実績

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所在地 広島市安佐北区亀山

築年数 45年

工期 約150日

お客様のお悩み

子供達も小学校に入る歳になり、これからどこでどう暮らすのか住まい方を考えていました。 新築や中古住宅の購入も検討したが、ご夫婦とも仕事を持っており、お子様だけで留守番をする危険性や各々の車のための駐車場の広さ、 高齢になっていくご両親の生活など先々の暮らしも考慮してご主人の実家に並んで建っている離れをリフォームする事に決めた。 とはいえ、以前に南側に居間を増築したものの、ほとんど物置のように使われており、家のどこにも光が回らない状態でした。 とにかく明るい家にしたいというのが第一希望。二番目には住み心地を優先させて居住スペースを確保すると決め、お風呂は母屋の浴室を使うという柔軟なプランをスタートさせました。

施工時のポイント

リビングを明るくしたいというご希望に応えて、LDKは南側に確保。高い位置にFIX窓を取り付け、朝の日差しを取り込みます。 また、ダイニングからリビングにかけて壁沿いに調光できる間接照明を取り付けました。 視線を誘導するラインが奥行きを感じさせ、天井が明るくなって高さを感じられる仕掛け。 光を反射させる白い壁紙の効果と相まって、限られたスペースをより広く感じさせてくれます。

図面Before
図面After

テレビの上の3連のFIX窓は母屋の陰にならず朝日が差し込む位置に取り付けました。 ダウンライトの穴が少なく、調光式の間接照明だけでも十分に明るく雰囲気が出るのがお気に入り。

子供たちがまだ小さいので、家事をしながら様子が見られる対面キッチンは必須。 引き戸付の棚の中央にはハイドアと同色の有効ボードで収納スペースを設けました。 椅子を持って来れば向かい合って宿題も見てあげられます。

カウンターや扉のモノトーンの色柄に合わせてグレイッシュにまとめたキッチン。 ここだけは床材も石目のフロアタイルを貼り、濃いグレーの壁に合わせてコンセントやスイッチもブラック色を選んで統一感を持たせました。

階段は位置を変え、勾配も緩やかに架け替えました。断熱効率アップのため壁を作り、オープンなリビング階段にはしてません。 上り口には開口部をすっぽり覆うスクリーンを取り付け、1~2階間の熱の出入りを抑えています。 LDK入り口のネイビーオークのハイドアも天井を高く感じさせる効果があります。

階段奥の扉を開ければ勝手口土間の上り口になります。 断熱性能の高い勝手口を取り付けてはいますが、 出入りの際の冷気が直接室内に入らないように開き戸を取り付けました。 通路幅に当る半間ほどを増築しています。

実家のバスルームは家族で入れる広さにリフォーム済みなので、もらい湯を楽しむことにして浴室は断念しました。 勝手口と母屋裏口は最短距離になるように設計。勝手口の片引き戸は夏には閉めたままでも風が通る仕様。

半畳ほどのスペースでも、寝苦しい夏の夜に気兼ねなくお湯を浴びれるのは嬉しい。

シャワールームの階段下を利用して、コンパクトな敷地でもしっかり収納スペースを。

伸び盛りの子供は洗濯物も一杯。ワーキングママは時間を気にせず洗いたい。

玄関前は開けた景色にしたく、玄関の位置を正面に移動。 車を停めるので少し控えて玄関を作り、開けた時に邪魔にならない片引き戸を選びました。 万一タイヤが乗っても良いようにポーチの段差は低く抑えています。

夫婦それぞれの駐車場が必要なので、家の前と側面に駐車スペースを用意しました。 道路から見える前面は視線が気にならない高所用の横滑り出し窓を採用、西面も防犯性も高い開口の小さい上げ下げ窓にしています。

お客様の声

以前とは丸ごと違う家になって驚いています。一日中光が入り日昼は照明を点けなくても十分明るいのが嬉しい。 ライン状の間接照明は「ダウンライトを真っすぐに並べたい」という希望の代案として薦めてくれました。 普段はこの明かりだけでも十分明るく、柔らかい光とお洒落な雰囲気が気に入っています。 コンパクトながらも居心地が良く、家族が家で過ごす時間が多くなりました。 友人を招待する回数も増えて評判も良く、自慢の家になって嬉しい。

物件概要

所在地 広島市安佐北区亀山
築年数 45年 工事費用 約1900万円 建物構造 木造
施工期間 約150日 建築形態 戸建て 工事面積 85 m2
施工箇所 キッチン、浴室、トイレ、居室、外壁・屋根、その他