
予算と希望の両立をめざし、安心して子育てできる家を形に
出産を機に、実家の隣に建つ父所有の空き家に移り住むことを考え始めました。
しかし、そのまま住むには老朽化が激しく暮らしにくい間取り。
安心して子育てできる家に変えるためには、広さがコストを押し上げることが課題となり、予算との両立を図りながら検討を繰り返しました。
タナカ住建にご依頼いただいたきっかけは?
以前は二世帯が暮らす貸家だったため一般的な住宅より延床面積が広く、リフォーム費用が高額になることに悩んでいました。複数社に相談したところ、「2階は今のまま残すか、部分的にリフォームをするしかない」と言われました。しかしタナカ住建さんでは、希望と予算を近づけられる方法を何度も何度も考えてくれました。こちらの思いに親身に寄り添ってくださり、本当に感謝しています。

どんなリフォームを希望しましたか?
キッチンは子どもの様子を見守れる対面タイプにしたいと思っていました。また区切られて動線の悪い和室や、無駄に広い玄関ホールや廊下などを見直して、家事がしやすい家にしたいとお願いしました。トイレの位置を動かすなど思いもよらなかった提案で、広くて明るいLDKと、回遊できる便利な動線を実現することができました。

気に入っているところは?
家事動線です。対面キッチンから子どもが遊ぶ様子を見守れることも安心だし、浴室や洗面所への距離が近く、調理の合間にも他の家事ができることも効率が良くて助かっています。

提案してもらって良かったことは?
リビングとダイニングを間仕切りするロールスクリーン。リビングで子どもがお昼寝している時は、閉めてキッチンで気兼ねなく家事ができ、起きると声や気配ですぐにわかるので便利です。「第二子が生まれたら閉めて授乳もしやすいと思います」と言われ、気配りが行き届いていると感じました。天井の梁補強や、湿気を防ぐ床下換気扇、断熱材や断熱窓の採用なども、これから子育てをしていく上での安心や快適につながりました。


安佐北区落合南
M様邸
建築形態:木造
築年数:約45年
希望と予算を何とか近付けたいと、間取りを変えたり、減築案を出したりと、何度も打ち合わせを繰り返して修正を重ねました。最終的に「全てを一度に完璧にはできなくても、これから自分たちのライフスタイルが変わっていくのと足並みを揃えて家も育てていければいい」と言っていただき、まずは一番の希望である対面キッチンと、明るく広いLDK、そして安心して暮らせる強度や断熱性能などを優先して実現。1階は段差をなくし、効率良く家事ができるよう回遊性をもたせた間取りにするなど、広さという利点を活かして子育てをのびのびと楽しめる家にしました。