家族の絆を再構築する家
所在地 広島市安佐北区可部
築年数 30年
工期 86日間
火災に遭ったためもう少し先の予定だった全面リフォームを決意。広くて暖かい家で家族のつながりを感じながら暮らしたい。 家の中でも安全に暮らせるにしたい。がっちりタイプのご主人には浴槽が狭く、タイルの風呂は冬は寒い。キッチンも古めかしい流し台で、食器棚や家電の置き場にも困る家事効率の悪い造り。一人きりで炊事をしているようで楽しくない。トイレが和式で使いにくい。洗面所の出入り口が狭く、不調の時でも補助ができず不安。開き戸が多く物を配置するのに場所が限定され使いづらい。細切れに分断された間取りで家族がつながりにくく、使わないスペースがある。老後や万が一身体が不自由になった時に備えたい。
一体型のLDKと広い浴室を作り出すために、構造耐力上主要な部分を事前に確認し、柱を抜く代わりに成の大きい梁を足して補強しました。更にトイレ移設のためトイレ位置にあった耐力壁を別位置に造作。ご主人の現在の症状に対する負担軽減と老後の不安に備え、1階は全面床に。段差のないバリアフリー仕様とした。屋内の木製建具は全て体の動きが少なくて済む引戸(または引戸類似)に変更。対面キッチンを採用、家族の顔を見ながら炊事ができ一緒にいる時間が増えました。
リフォームはもう少し先で良いと考えていたが、今回全面リフォームをしてみてこのタイミングで本当に良かった。快適な暮らしを早く永く楽しめて、不便を我慢して先に延ばしてた生活とは段違い。風呂やリビングを広くするのは難しいと聞いていたが、方法を一生懸命検討してくれて実現できたのがありがたかった。工事中の変更にも快く対応してくれ、細かい所まで配慮があった。思い通りのリフォームができた上に暮らしてみたら予想より使い勝手がよいことに気が付く所も多々あって高く評価している。ダイニングからソファ、床と順番にくつろぎレベルに合わせて自然に居場所が移動して行き、あらゆる場所を活かせている。手すりや段差解消で家中どこでも負担無く移動や作業ができるので安心した。家に居ることが楽しみになった。
物件概要
所在地 | 広島市安佐北区可部 | ||||
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築年数 | 30年 | 工事費用 | 約1,580万円 | 建物構造 | 木造 |
施工期間 | 86日間 | 建築形態 | 戸建て | 工事面積 |
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施工箇所 | キッチン、浴室、トイレ、居室、外壁・屋根、その他 |